「平和」という木に 「教育」という水を

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立命館慶祥高等学校 杉山剛英

立命館慶祥高等学校 杉山剛英

蒸気圧を実感する実験群の開発と普及

Laboratory Experiences for Understanding Vapor Pressure in Mixture

第55回下中科学研究助成金取得者研究発表より

<h1>蒸気圧を実感する実験群の開発と普及</h1>

教科書だけでは直感的に理解するのがむずかしい、気体や液体の圧力と温度の法則。結果を予想してもらいながら、シリカゲルとラップを使うなど比較的手軽にできる実験を繰り返すことで、生徒たちの理解が深まっていきます。理系の特進クラスでも年間約10回もの実験を行うという高校の化学教師が、長年の経験と工夫によって開発した授業方法を丁寧に紹介します。


1はじめに

気体の法則に関わる分野は、多くの生徒が苦手とするところである。その例として、蒸気圧曲線が右肩上がりなのに、シャルルの法則では傾きが一定であったり、液体が共存する場合の気体圧力と、気体だけの場合の圧力の考え方の違いがつかめないことがあげられる。本実験は、蒸気圧の存在や大気圧との関係をはっきり見て解るものとして生徒に体験させられる実験であり、模試や入試問題でも得点率の向上が期待できるものである。


※全文はこちらからPDFにて閲覧いただけます。

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