「平和」という木に 「教育」という水を

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浦和実業学園中学校・高等学校 橋本悟

浦和実業学園中学校・高等学校 橋本悟

ヒラメ生産工場 ─ 陸上養殖に向けての一提案 ─

Paralichthys olivaceus

第57回下中科学研究助成金取得者研究発表より

<h1>ヒラメ生産工場 ─ 陸上養殖に向けての一提案 ─</h1>

研究室を訪問し指導の依頼を申し出たところ、本校でのコンパクトな装置で養殖魚を育てる技術が評価されるとともに共同研究が許可された。光の効果がどのような魚種にどのような効果をもたらすのかが不明であるため、様々な魚種で試験を試みて欲しいとのことであった。


1.背景および目的

研究のきっかけは、部活動で養殖魚を食べられるサイズにまで育ててみたいといった取り組みを開始したことに始まる。マダイ Pagrus major、カンパチ Seriola dumerili その他色々な魚種の飼育を試みたが、初期段階の養殖魚の管理は、一般的な観賞魚の飼育方法をベースとしており、軌道に乗せるまでには至らなかった。そのような中で、NPO日本養殖振興会の斉藤浩一氏より、濾過装置の自作方法などの指導を受ける機会があった。また、斉藤氏は、近畿大学水産養殖種苗センターと教育機関への養殖教育導入を目的とした協力関係を結んでいたため、養殖魚の稚魚を入手するルートを確保することができた。あわせて、近畿大学水産研究所の家戸啓太郎先生をはじめとする各先生方から指導助言をいただくチャンスも得ることができた。斉藤氏からは、その後も定期的な指導を受けることで、ヒラメ Paralichthys olivaceus やクエ Epinephelus bruneus を試食できるまでに成長させる飼育技術を得た。

そして次のステップとして、より経済的で効率的な飼育方法はないものかと模索していたところ、北里大学海洋生命科学部の高橋明義教授らが緑色光照射により低温下でのマツカワ Verasper moseri の成長促進を確認していたことを知った。早速研究室を訪問し指導の依頼を申し出たところ、本校でのコンパクトな装置で養殖魚を育てる技術が評価されるとともに共同研究が許可された。高橋教授によると、光の効果がどのような魚種にどのような効果をもたらすのかが不明であるため、様々な魚種で試験を試みて欲しいとのことであった。そこで、マツカワと比較的近縁種のヒラメをはじめ数種の魚種において光の照射や光環境について調べた。

※全文はこちらからPDFにて閲覧いただけます。

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