「平和」という木に 「教育」という水を

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早稲田大学本庄高等学校 細 喜朗

早稲田大学本庄高等学校 細 喜朗

QFT型フィードバックを活用したライティング指導の提案

Question Formulation Technique

第59回下中科学研究助成金取得者研究発表より

<h1>QFT型フィードバックを活用したライティング指導の提案</h1>

高等学校の英語における書く力の目標は何だろうか。そして、その目標に対してどのような言語活動を行うことが奨励されているのだろうか。


1.はじめに

文部科学省(2019)では、他の生徒が書いたものを読んだ上で、「書くこと」の力や意欲の向上につながる適切で効果的なフィードバックをすることの重要性が述べられている。書いた内容についてフィードバックを得るには当然相手が必要となる。そして、相手から質問や疑問など指摘を受ける。そもそも、高等学校の英語における書く力の目標は何だろうか。そして、その目標に対してどのような言語活動を行うことが奨励されているのだろうか。2018年に告示された学習指導要領(高等学校)の新設科目「英語コミュニケーションI」の「目標」の(5)「書くこと」と、同じく「内容」の(3)言語活動及び言語の働きに関する事項の1の「カ」に目を向けてみる。

【「書くこと」の目標】

日常的な話題について、使用する語句や文、事前の準備などにおいて、多くの支援を活用すれば、基本的な語句や文を用いて、情報や考え、気持ちなどを論理性に注意して文章を書いて伝えることができるようにする。

【言語活動及び言語の働きに関する事項】

身近な出来事や家庭生活などの日常的な話題について、使用する語句や文、文章例が十分に示されたり、準備のための多くの時間が確保されたりする状況で、情報や考え、気持ちなどを理由や根拠とともに段落を書いて伝える活動。また、書いた内容を読み合い、質疑応答をしたり、意見や感想を伝え合ったりする活動。

※全文はこちらからPDFにて閲覧いただけます。

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